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銀行や証券会社で痛い目にあった人が投資信託を選ぶ最も適切な方法 [投資初心者のための基礎知識]

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サブプライムやリーマンショック以降、
購入している投資信託が大きく目減りしている
投資家も多いのではないでしょうか。

でも、誤解を恐れず申し上げると、
これは残念ながらある意味当然の成り行きです。

その理由の一つとして、資産を減らした多くの投資家が
銀行や証券会社のお勧めする投資信託を購入していたからです。

日本人は社会に出るまで、お金のことを勉強していないので
お金のことをよく知る銀行や証券会社は神様、とまではいかなくとも
絶対に間違えないプロ、と考えている人が多くいます。

しかし、冷静に考えてみると、あなたが接する銀行や証券会社も
民間の営利企業なんです。
ということは、売上を第一に考えないといけないんですね。

それともう一つ。

売上を上げないといけないのですが、
銀行も証券会社も「金融」機関なので、
やはり信用を落とすようなことは出来ないわけです。
ここがとても重要です。

なので、投資信託を組成する時は、

・十分に上昇している投資対象である
・組成するに当たり、しっかりとしたスキームを作る

という必要性があるわけです。

そうすると、どうしても投資対象が上昇しているのを横目に見ながら、
しっかりとスキームを作るので投資信託の販売までに時間がかかるんですね。
で、販売した時はすでにその投資対象の上昇はピークだった・・・

ということになりがちです。
そのタイミングで投資家の皆さんはこぞって購入しているわけです。

「購入した途端、下落した」

こんなセリフをよく聞きませんか?
もしくはあなた自身が体験しているかもしれませんね。

その背景には上記のようなことがあるから、
ある意味当然だと私は言っているわけです。

では、この背景を理解したとして、銀行や証券会社の営業に
惑わされず、適切な投資信託を選ぶ方法はないのでしょうか?

その方法の一つとして、

「過去の売り上げランキングを見る」

という方法をお勧めします。

基本的に相場というものは周期的に上下を繰り返しています。
例えば、景気が良い時は株が上昇し、景気が悪い時は債券が上昇する、
というように。

仮に今、景気が悪いとすると、いつかは景気が良い時が来るはずです。
ということは、景気が良かった時に売れていた投資信託を選択しておけば、
実際に景気が良くなったときにその投資信託は今より上昇する確率が
高いのではないでしょうか?

投資というものは、「安い時に買って高い時に売る」これが大原則。
これを言い換えると、「今、売れていないものを買って、売れだしたら買う」
ということになります。理解できますでしょうか?

では、実際に景気が良かった時に売れていた投資信託って、
どうやって調べるの?ということになろうかと思いますが、

以下の投信スーパーセンターに便利な情報が載っています。

投信スーパーセンター販売ランキング

このページは過去の投資信託販売ランキングが掲載されています。
例えば、2006年は世界的に相場がピークを迎えていた時だったのですが、
その12月に売れていた投資信託は、

第1位
HSBC中国株式ファンド(3ヶ月決算型)

第2位
年金積立 インデックスF海外債券(ヘッジなし)

第3位
ピクテ・グローバルインカム株式F(毎月)

となっています。

これらの投資信託を各証券会社でチェックしてみてください。
今はほとんど売れていないことがわかるでしょう。
第1位のHSBC中国株式ファンドに至っては、
楽天証券の買い付けランキング618位(2011年12月9日現在)です(笑)

でも、当時売れていたということは、今後相場が上昇した時に
これらの投資信託がまた上昇してくるのでは?という想像が出来るわけです。

もちろん、すべてがそうなるとは限りませんが、
投資信託を選別する際に有効で適切な方法であると私は考えています。

これまで銀行や証券会社の営業に根負けし(?)
お勧め投資信託を購入して痛い目にあった人は、
参考にしてみてください。






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